「環境エネルギーラボ」では、オゾンやオゾンミストを利用した高性能の殺虫・殺菌装置開発と有機農業、医療消毒、感染症防疫などへの応用を目指しております。
環境エネルギーラボの代表者と協力者が長年培ってきた環境浄化や太陽電池・レーザープロセスなどの幅広い科学技術活動の知見を基に、新技術開発・導入・評価の支援を行っております。
オゾンは太陽の紫外線等により酸素から生成される消毒効果のある気体であり、地球に自然に備わった大気などを消毒・浄化してきている物質です。
この消毒効果の高い物質を農業などの消毒に利用して、無農薬農業を実現することを目的にしております。
海外からの開発要請により2012年から具体的な製造に取り掛かり、多くの試作機を作製してきました。
我が国の農業従事者の高齢化、若手就業者の減少、地域の農業の衰退、耕作放棄地の増加などの問題を解決する方法として、遠隔自動オゾン消毒システムを提案し、農業消毒作業のIT化を通して、魅力ある農業の実現に貢献したいと思います。
背負い形オゾンミスト消毒機
九州大学工学部電気工学科卒業
九州大学大学院工学研究科修士課程電気工学専攻修了
工学博士(九州大学)
熊本大学助教授(工学部)
ルブリン工科大学(ポーランド)名誉教授
熊本大学名誉教授
○農林水産省―先端技術を活用した農林水産研究高度化事業―「オゾン・一酸化窒素ラジカル種を利用した土壌殺菌法の実用化」
平成15年度〜17年度(3年間、総額5,000万円)(分担)
○.総務省 地域情報通信技術振興研究開発
「情報通信支援による環境負荷低減農業技術開発研究」
平成16年度〜18年度、総額5,700万円
○文部科学省 地域研究開発促進拠点支援事業(RSP)
「土壌改良のための高効率・大出力オゾナイザーの研究」
平成16年度〜17年度 400万円
○.経済産業省【グローバル技術連携支援事業】
「自然環境保全型無農薬携帯用オゾンガス応用装置の試作開発と販路開拓」
平成24年度〜平成26年度(3年間)1000万円
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